ココ・アヴァン・シャネル 上―愛とファッションの革命児 (ハヤカワ文庫 NF 350) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
価格: 714円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2
本の帯に同名タイトル映画の原作とうたっているが、映画はタイトル通り「シャネルになる前のココ」に焦点を当てているのに対し、こちらは生まれる以前の家系の話から死ぬまで、まさに一生を描いた伝記と言っていい。その分ただでさえボリュームが大きくなるのに加え、作品中でも語られているようにシャネル自身がなかなか本当のことを話さなかったということもあり、作者はその裏づけのためにかなり綿密に調査をしている。その調べたことを詳しく書き込んだために話が微に入り細に入りすぎた感がある。もう少しストーリーとして整理すれば1巻でまとめられたのではないかと思う。
しかし、逆に言えばシャネルについて周辺の人々の